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The Perfect Accident / 完璧なる事故
日本は東北、四季を強烈に織りなす岩手県雫石町に生まれる。
野生の動植物が喜遊に生息する生命豊かな環境に囲まれて育ちながら、郷土民芸品の継承を担っていた祖父母の影響で幼少期から「ものづくりに」の機会に恵まれた。
16歳、スキー事故で頸髄に致命的な事故と破壊を負った。同時に、毎日自身の生命と向き合う機会を賜った。
生きる欲求と苦悩が強烈に混ざり合い、本能の根底から生の価値観が湧き上がった。
その事故と日々の苦悩こそがプライマー要因として、私の中で日々絶えず発火し続けている。
燃えたぎるものを外部に排出している。そして残像した脳の内部で起こるニューロン・スパーク、神経蘇生への欲求、そして強烈に飛び出し続ける脳波は、宇宙論を形成する量子に由来し、アート表現へと結びつく。造形、インスタレーション、テクノロジー&サイエンティフィック・フュージョンをはじめとする作品に、一刻一刻発火し、更新される考察を吐き出している。
「脳、神経、それら首から上の能力が残ったことは実にちょうどいい。」
その事故が私にこの多くを与えたことからすると、その出来事は「Perfect/完璧]に思える。生と死の間の争いもがき「今」生き抜くことの精神と魂の立体的な動きを表現する。